SNKRS LIFE

スニーカーとシュプリームを通したアパレルの話。元国内外セレクトショップバイヤー、ラグジュアリーブランドMD等アパレル業界に固執していた人間が業界を離れ、俯瞰で業界を見てみようかな~と思って書くTwitterみたいなblog

今年も終わり、洋服業界はこれからが始まりだと信じたい

 

supremeの秋冬も終わりました

最後にTシャツが買えた。よかった。

 

 

で、今年ももう終わり

最後に今の洋服を書こうかと

本当に今は、10年前と比べると流れが早い

売り方も変わった

企業はうまくオリジナルを名前を伏せ、あたかも知っている人達だけのモノとして、あたかも希少性が高いと思わせるように売る。しかも小ロットで作るので上代は高くなる。また、あるブランドはInstagram Liveでモデルのような人をデザイナーと言う体で会社の作った洋服を売る。人フックで小手先の洋服を売る。

 

どちらも売り方であって、洋服の良し悪しではない。

売り方が間違っているというわけではない。

テレビショッピングで家電を売るのとおなじ。人フックにした販売方法だ。

私は洋服業界から離れてしまったが、今、幸運にも関わっている人に言いたい。

今を見ないで、5年後、10年後をみて、今は苦しくても、ちゃんとした洋服を作って欲しい。

何かしらに力を借りなくても、洋服の力で売って欲しい。そうでなければ、何もかも短命に終わると思う。なっている。

今はたくさんの洋服がある

とにかくある。

でも、そんなに洋服いらない事がわかっている。安いものから高いものまである。

 

地方にいたら、人なんかいない

着るものなんかなんでも良い。

車で動くから、ますますいらない。人に見られることなんてまずないww

 

だけど、まだまだ洋服には未来があると信じたい。

私はあると思う。

あると信じたい。

 

だから、軽はずみに洋服を作らずに、

軽はずみな売り方をしないで、

少しで良いから、

ほんの少しでもいいから

未来を見て作って、

自ら作ったモノのを自信を持って販売してほしい。

 

お願いでもある。

そして、40代、50代の洋服業界の人は、なぜ洋服業界に入ったのか?思い出して欲しい。

 

今、すぐに思い出して欲しい。

 

私のように、なってしまう。

なって欲しくない。

 

保身に走らず、

権力に走らず、

業界全体を見渡して欲しい。

 

確かに生きにくい業界

よくわかる。

 

ただ、

あの20年、30年前の輝ける闇を思い出して欲しい。

 

だから、

最後に、

洋服業界関係者に名句を一つ