毎回思うが。これはちがうだろう。
カルチャーでもない。
個人的にはStone Islandはバイヤー時代に取引しようとは思わなかったブランドの一つ。当時、私が若かったせいもありますが、今でもバイヤーを続けてたとしても取引は考えない。
購買層は35~50歳ぐらいのミドルアッパー(日本だと600~800万ぐらいの年収)、デイリーに着るにはやや高めの価格帯設定。そして長年着用してしまうユーザーが多い。だからブランド側も大きくデザインを変えることが出来ない。やる事はファブリックや加工になる傾向が強く、見え方が変わらない。
そしてブランドは衰退していく。
この手のブランドはコレクションブランドとは違い、毎年買い足す理由が見当たらないので、安定した需要が見込めない。ブランドファンが絶対数、多くいれば継続はできるが、そうでなければ採算が合わない。地方ではセールもしないで売れるまでずっとプロパーで販売している店舗を見かけるが、回転率が悪いと思う。入荷から3ヶ月で売れなければ仕入れと顧客管理が間違っているとしか思えない。バイヤーは失格。
たまに綺麗ごとを言うバイヤーがいるが、オーダー金額が低いことが多い。ブランド側のことを考えるなら、ワンシーズン上代で3000万を継続的にオーダーしないと助けにはならない。
なぜ、supremeがこのブランドとcollaborationするかわからない。
イタリア、EUでの販路が広がると?
購買年齢層が広がると踏んだのだろうか?
ミラノ、フィレンツェは50回以上コレクションで足を運んでいたが、着用者を数回しか見たことがない。VFの話は数年前から上がっていたとしても、ブランドの選択としては、すごく疑問が残る。
だって、supremeはスケーターブランドだから。
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